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外部講師による勉強会を開催しました。

情報更新日:2016.02.27

2月26日に宮城県仙台市にある広南病院の阿部浩明先生を講師にお招きして「脳画像所見からの臨床推論」というテーマで勉強会をしていただきました。

 阿部先生は理学療法士でありながら最先端の脳画像解析方法に長けておられ、論文発表や講演活動等も精力的に行っておられ、脳卒中等の神経疾患に対するリハビリテーションの発展に尽力しておられます。今回は脳画像所見に関してお話していただきました。

 当院では、脳卒中を発症された方が非常に多く入院しておられます。脳は部位によって担う機能が異なります。そのため脳卒中は損傷される部位により症状も異なります。脳卒中のリハビリテーションを行っていくうえでは、脳のどのような領域に損傷を受け、どのような機能が損傷されているのか、また残存しているのかをCTやMRIといった画像所見からも考え、リハビリテーションに役立てていく必要があります。阿部先生には、脳画像を読み解く方法だけでなく、最新の論文の情報も盛り込み、いかにそれらの情報をリハビリテーションにつなげていくかを講義していただき、非常に有意義な勉強会となりました。

 医療は日進月歩であり、最新の情報を入手・発信し、日々のリハビリテーションの支援に活かしていきたいと思います。

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